外側と内側とこちら側とあちら側

桜が満開ですね。

20年ぶりに観た『遥かな時代の階段を』には、満開の美しい大岡川の桜がたっぷりと登場していました。

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先週は、横浜まで「私立探偵 濱マイク 大回顧展」に行ってきました。
あまりに楽しかったので、サントラをBGMに過ごしています。

まず、ポスターのコピーがたまらない。

「カッコイイって こういうことだろ?」

どうです?
きちっと正座して、はいそうです!と答えたくなります。

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公開当時、すべて劇場で観ているのですが、さすがに20年も経つと細部についての記憶はおぼろげ。

懐かしいような、初めてみるような、そんな気分で一気に三部作すべてスクリーンで観ました。

途中、林海象監督の舞台挨拶も二度聴けました!

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改めて驚いたのが、こんなにも自分の好きなものが詰めこまれているんだということ。
そしてその「好きなもの」は、今でもちっとも変わっていないということ。

この、無国籍でノスタルジックな雰囲気、格好良く仕立てたスーツ、繊細でこだわりの美術、クールなブラスのテーマ曲、そのほか数え上げたらキリがない。

という、言ってみれば外側のことで、当時の私は夢中になっていた。

そして、20年経って変わったこと。
物語にぐっときた。
これはたぶん私の変化。昔の私にはわからなかったことがわかった。
今の私はこれを撮っていた頃の監督と同じような年頃なんだな。

ホント、いい映画でした。

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去年は『夢見るように眠りたい』と『二十世紀少年読本』をスクリーンで観られたし、
今年は濱マイクまでスクリーンで観られたなんて、ああ至福。

そんな流れで、久しぶりに撮影スタッフで現場に入る予定があるのが嬉しくてたまらない。

あたまの中の観たいものを、ひとつでも多く目の前に組み上げていきたい。
楽しみである。

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秋のいりぐち 季節のかわりめ

おもてでごはんをたべるのが好きです。公園とか石段とか。
というわけで、リュックにはいつも虫よけスプレーが入っているヨコヲです。

蚊を気にするのって あとどのくらい続くんだっけ。

こないだなかじにヒミズのDVDを借りました。
映画自体はすでに観ていたんだけど、メイキング映像が観たかったので。

クランクイン前から始まるドキュメンタリー。

苦難や高揚や 辛さや幸福や いろんな言葉や空気が写っていて
観ていると ホントに

ああ、映画作りたいなぁ
ああ、お芝居したいなぁ

って。 思った。

現場にいたいなぁ って。

映画にしても 演劇にしても ホームがある時って あたりまえのように「次」があった。

次はこんなことしたいね! 次は… 次は… そればっかり考えてた。

めぐまれてたのね。いそがしかったけど。

今は、何を考えていれば 「次」が見えるんだろう。 見えてくるんだろう。

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ぼんやりばっかりしていたくないな。

すてきな次につながりますように。

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『開けて』上映会でした

昨日は渋谷にて 景山勝監督のショートフィルム『開けて』の完成披露上映会に行ってきました。

完成おめでとうございます!
声だけではありますが、出演させていただきました!
ありがとうございました!

景山監督とはじめてご一緒したのは、夏のビーチでの撮影だったな。
わたし、髪の毛ふたつに結んでミニスカートで、彼氏に振られる「女の子」の役だった!
そんな私も、今回は「お母さん」の声でお呼びいただけるようになりました。
おとなになったねぇ???

それから何本かショートフィルムに誘っていただきました。
どれも、さすがCM作ってる人だなぁという感じの、ちょいとひねりの効いたコメディでした。

今回の『開けて』は、そんなライトなコメディとはぐっと雰囲気がちがってまた素敵でした。
これから公開ということなので、ぜひ観ていただければ… なのですが、
ちゃんと伝わるものがある作品になっていると思います。

開けられるもの、開けられないもの。
開けてほしいもの、開けられたくないもの。

そんな色々がつまっています。

たくさんの人に観ていただけますように! 

上映後のメイキングを観ていて思い出したのですが、
景山監督のイラストは可愛いので、いつも絵コンテが楽しみなのですが、
今回は声だけの出演だったので絵コンテみてない~!

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いわゆる初期衝動ってやつ

はぁー。しあわせです。
しあわせすぎてため息つきそうです。

愛するモノクローム映画
『夢見るように眠りたい』と『二十世紀少年読本』を二本立て(!)で銀幕で観たのであります。

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『美術監督・木村威夫の三回忌を偲び 映画美の極み 木村威夫 ―映画空間を作り続けて60年―』
という新文芸坐で行われた特集上映のプログラムのひとつでした。
貴重なフィルムでの上映、しかも林海象監督と佐野史郎さんのトークショーまで!!!

なんとも夢のような一夜でありました。

木村先生ありがとう……


この二本は私にとって特別な映画です。
映画づくりに関わりたい!と思ったきっかけなのです。

モチーフもストーリーも、何より美術の素晴らしさが、
10代の私にはパーフェクトにはまりました。

憧れのままに映画作りに夢中になっていた青春時代。
美術やタイトルバックをせっせと作っているときが、本当に幸せでした。

まさかこの二本を同時上映で銀幕で観られる日がくるなんて…
今観ても新鮮に感動できました。


あとね。
家の小さなテレビと銀幕はぜんぜんちがうんだな、ってあらためて思った。

DVDでしか観たことがない大好きな映画、
スクリーンでかかる時には、もっと足を運ぶことにしよう。

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夏の名残り

ようやく2ヵ月間にわたる撮影が終了しました!

どれだけの長編大作?!という感じですが、
実はショートムービーです。

台風やら豪雨やら急な工事やら… ロケがのびまして…

でもでも、無事に撮り終わりまして何よりです。
できあがりが楽しみです。

岩崎監督はじめスタッフの皆さまありがとうございました!
共演の皆さまもありがとうございました!
ロケ地の雰囲気もプラスで、とても楽しく過ごせました。

さいごにソフトクリームたべようと思っていたのに忘れてました。
そんな心残り。 くぅー。

 

▼わが庭のような気分でくつろいでいた そのロケ地
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ようやく! 髪の毛が切れる!

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青春映画は好きです

昨晩はユーロスペースにて東京藝術大学映像研究科の終了作品展を観ました。

お目当ては廣原暁監督の『返事はいらない』。

 

前作『世界グッドモーニング!!』が衝撃的に格好よかったので、

とっても楽しみでした。

 

同棲している男女の小さな部屋の小さな暮らしを起点にして物語は始まっていくんだけど、

後半はロードムービーのように広がっていく流れがよかった。大好き。

何に対する閉塞なのか 行き場のない気持ちを連れたまま ふたりは小さな旅をする。

 

ああ。青春って終わりがくるから青春なんだよね。

たしかに私にもあったあんな時間に思いをはせながら夜道を歩きました。

 

廣原暁監督の『返事はいらない』は昨日で終わりですが
修了作品展はまだ続いています。

ご興味のある方はぜひ!
http://www.fnm.geidai.ac.jp/film5/

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