« 覚えていたいと思うこと | トップページ | 現在もすぐに記憶になっていく »

また会えたこと

『ヒュプノス』ついに明日から始まります。

今回はオイスケラボというワークショップからスタートした企画なので
たくさんの若い俳優さんとご一緒しています。

ああ たしかに私もあんなこと言われたことあるな
あんなことで悩んだことあるな
と思うたび
ずいぶん時間が過ぎたんだなと気づかされます。

私の人生は たぶんもう終わりの方が近くって
たくさんのことを忘れてしまったけれど
同じように私も忘れられてしまうだろうけれど

今こうして みんなとこんな作品をつくっています。

あなたとも この 夢の中で
会えることを 楽しみにしています。




----------------

Oi-SCALE プロデュース 『ヒュプノス』
企画原案・脚本・演出:林灰二

2018年5月23日(水)~27日(日)
高円寺 明石スタジオ

僕たちは 夢の中 で待ち合わせしよう



http://ticket.corich.jp/apply/88887/018/
※こちらからご予約いただくと横尾扱いのチケットになります。どうぞよろしくお願いいたします。

https://www.oi-hypnos.com

【チケット】(日時指定・全席自由)
前売3500円/当日4000円
2プログラム通し券 前売5000円

【タイムテーブル】
5月23日(水)19:30A
5月24日(木)19:30B
5月25日(金)16:30A★/19:30B
5月26日(土)16:30B/19:30A
5月27日(日)13:30A/16:30B★

開演の30分前より開場、45分前より受付開始。

異なる構成と結末を描いた2つのプログラムを上演。
ABともに出演者は同じ。
各プログラム上演時間は70分を予定。
★の回 アフタートークイベント有。

地下施設で横たわる若者たちはやがて深い眠りから目を覚まし、
今日もほんの短い一日を過ごす。

【プロローグ】
何度か伝え聞いていたように私たちの住む星に氷河期がやってきた。

しかしそれは子供の頃図書室で読んだ恐竜が絶滅してしまうほどのとてつもない冷気が全てを凍らせるようなものでなく、例年よりうんと寒い冬が訪れそれがずっと続くといった風だった。

氷河期になってもう六年が経つ。世界全体平均すると二十五度程度気温が低くなった。

ゆっくりと起こった自然の変化に人類の対応は遅れをとり、為す術なく赤道に近い国へ富が集結した。世界の経済情勢はそれまでと全く変わってしまい緯度が高い国や都市は壊滅状態となり、移住出来なかった者達は寒さから逃げ地下へと居住の場を追いやられた。

そんな最中、北部の地域を中心にターリアと呼ばれる奇病が若者達の中で猛威を振るった。
ターリアに犯された者は日に日に睡眠時間が長くなり、やがて一日の内二十数時間深い睡眠状態になり、わずか一時間程度しか目を覚ますことが出来なくなった。
そしてその状態が数十日続くと皆が深い眠りに落ちたままそっと息を引き取った。
強度の嗜眠症状があり若者にしか感染しないという事以外にターリアについて解る事はなかった。
感染原因が解らない事から症状が出た者は隔離された。
噂が広がるのをすぐに追いかけるようにターリアの感染地区は今なお広がっている。

|

« 覚えていたいと思うこと | トップページ | 現在もすぐに記憶になっていく »

稽古場日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: また会えたこと:

« 覚えていたいと思うこと | トップページ | 現在もすぐに記憶になっていく »