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2018年5月

現在もすぐに記憶になっていく

Oi-SCALEプロデュース オイスケラボ『ヒュプノス』
本日すべてのステージを終えました。

ご来場くださった皆さま
スタッフ キャストの皆さん
気にかけ 支えてくださった 皆さま
本当にありがとうございました。

今回の公演は 色々と 忘れ難いものになりました。

オイスケラボというワークショップで出会った皆さんが
数多ある演劇に対する方法論のなかでも
Oi-SCALEからも 何かを感じていただいていれば
一緒に作品を作ったものとして嬉しいです。
林灰二の物語に興味を持って
この先も忘れず追いかけてくれれば
とても嬉しいです。

毎日の皆さんのたたかいを 間近で見られてよかったです。
ありがとうございました。




私は劇中によまれる
「夢について」という一節がとても好きです。
私の心のなかにも確かに残った記憶について
いつか名前をつけられるような気がします。

ろうそくを吹き消す時になってしまうかもしれませんが。


では
また いつか。

いつか きっと。

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また会えたこと

『ヒュプノス』ついに明日から始まります。

今回はオイスケラボというワークショップからスタートした企画なので
たくさんの若い俳優さんとご一緒しています。

ああ たしかに私もあんなこと言われたことあるな
あんなことで悩んだことあるな
と思うたび
ずいぶん時間が過ぎたんだなと気づかされます。

私の人生は たぶんもう終わりの方が近くって
たくさんのことを忘れてしまったけれど
同じように私も忘れられてしまうだろうけれど

今こうして みんなとこんな作品をつくっています。

あなたとも この 夢の中で
会えることを 楽しみにしています。



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覚えていたいと思うこと

『ヒュプノス』をつくっています。

ヒュプノスとは眠りの神。
この物語では 若者にだけ眠り病が伝染しています。

眠り病に侵された若者たちは、眠るのが怖い。
今度眠ったら、もう、「次」はないかもしれない。
もう、目は覚めないかもしれない。

夢の中でしか待ち合わせできなくなった彼ら。

彼らの前で、為す術も無く立ちすくんでいる大人たちのひとりが私です。

未来の希望である若者たちが、少しでもよく居られるように…

それは普段の暮らしと同じことなんでしょうね。

今回はA・B二つのプログラムを上演します。
どちらも出演者と脚本(エピソード)は同じです。

ただ、構成が異なり、それにより生まれてくるクライマックスとラストシーンが異なります。

このギミックの面白さを体験してほしくて、
上演時間は短め、各回のインターバルも短め、に設定しています。

両方観たときの、誰かに話したくてたまらなくなる気分をお約束します。
ピンとくる方はきますよね? あの感じです。

あと二週間ちょっと。
楽しみにしていてください。

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Oi-SCALE プロデュース 『ヒュプノス』
企画原案・脚本・演出:林灰二

2018年5月23日(水)~27日(日)
高円寺 明石スタジオ 

僕たちは 夢の中 で待ち合わせしよう

 

>>チケット予約フォーム
※こちらからご予約いただくと横尾扱いのチケットになります。どうぞよろしくお願いいたします。

>>Oi-SCALE『ヒュプノス』公式サイト
>>CoRich『ヒュプノス』公演情報

【チケット】(日時指定・全席自由)
前売3500円/当日4000円
2プログラム通し券 前売5000円

【タイムテーブル】
5月23日(水)19:30A
5月24日(木)19:30B
5月25日(金)16:30A★/19:30B
5月26日(土)16:30B/19:30A
5月27日(日)13:30A/16:30B★

開演の30分前より開場、45分前より受付開始。

異なる構成と結末を描いた2つのプログラムを上演。
ABともに出演者は同じ。
各プログラム上演時間は70分を予定。
★の回 アフタートークイベント有。

地下施設で横たわる若者たちはやがて深い眠りから目を覚まし、
今日もほんの短い一日を過ごす。

【プロローグ】
何度か伝え聞いていたように私たちの住む星に氷河期がやってきた。

しかしそれは子供の頃図書室で読んだ恐竜が絶滅してしまうほどのとてつもない冷気が全てを凍らせるようなものでなく、例年よりうんと寒い冬が訪れそれがずっと続くといった風だった。

氷河期になってもう六年が経つ。世界全体平均すると二十五度程度気温が低くなった。

ゆっくりと起こった自然の変化に人類の対応は遅れをとり、為す術なく赤道に近い国へ富が集結した。世界の経済情勢はそれまでと全く変わってしまい緯度が高い国や都市は壊滅状態となり、移住出来なかった者達は寒さから逃げ地下へと居住の場を追いやられた。

そんな最中、北部の地域を中心にターリアと呼ばれる奇病が若者達の中で猛威を振るった。
ターリアに犯された者は日に日に睡眠時間が長くなり、やがて一日の内二十数時間深い睡眠状態になり、わずか一時間程度しか目を覚ますことが出来なくなった。
そしてその状態が数十日続くと皆が深い眠りに落ちたままそっと息を引き取った。
強度の嗜眠症状があり若者にしか感染しないという事以外にターリアについて解る事はなかった。
感染原因が解らない事から症状が出た者は隔離された。
噂が広がるのをすぐに追いかけるようにターリアの感染地区は今なお広がっている。

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